問題というのは、望む結果があるから生じるものです。
現状に完璧に満足していれば、問題は生じません。だから、問題があるというのは悪いことではなく、望む結果との間のギャップを認識し、克服したい意思があることなのです。
解決に近づくために、きちんと問題を定義するには、以下の条件が必要です。
1. 「あなたの」問題であること
2. あなたの「大切ななにを」阻害しているのか知ること
3. 望ましい状態を定義すること
1.「あなたの」問題であること、とは、環境や他人が思い通りになっていないこと、を問題にするのではなく、あなたにとっての問題なにか、と意識を転換することです。
<例>
(環境・他人の問題)給料が安い
↓
(あなたの問題)望む生活を送るに足りる経済力を持っていない
(環境・他人の問題)異性に人気がない
↓
(あなたの問題)愛情を与え・与えられる相手がいない
(環境・他人の問題)仕事で評価されない
↓
(あなたの問題)持っている能力を発揮できていない
自分自身にとってなにが問題なのかを知ること、これにより問題を自分がコントロールできるものにできるのです。そうすれば、その問題を解決できる可能性が広がります。
<参考記事>
2.あなたの「大切ななにを」阻害しているのか知ること、とは、あなたの問題があなたのどんな信念・価値観に抵触しているかを知ることです。
<例>
(あなたの問題)望む生活を送るに足りる経済力を持っていない
↓
(信念・価値観)自由でいたい
(あなたの問題)愛情を与え・与えられる相手がいない
↓
(信念・価値観)私の本質は愛だ
(あなたの問題)持っている能力を発揮できていない
↓
(信念・価値観)自分は価値ある人間だ
信念・価値観を知ることで、問題の本質を捉えることができます。
問題の本質を見てみると、それは様々なパターンであなたの人生に繰り返し起こっていることだと分かるかもしれません。
3.望ましい状態を定義する
信念・価値観を理解することで、本当に望む状態を考えることができます。
<例>
(問題)望む生活を送るに足りる経済力を持っていない
↓
(直接的な望ましい状態)もっと稼げる会社に転職する
(信念・価値観)自由でいたい
↓
(望ましい状態)生活できるレベルの給料で時間の融通がきく仕事につく
最初の問題のみに焦点を当てていると、対応の幅は狭くなりがちです。かつ、それは本当にあなたが解決したいことを解決するアプローチにならない場合があります。
上記のように、信念・価値観を把握した上で、望ましい状態を定義することが、本質的な解決策につながる場合があります。
望ましい状態を定義することで、あなたの本当に欲しいものが分かり、向かう術は広がります。目標に対する手段は無限にあるのです。
給料が安いから上げる、と考えれば、今の仕事で頑張るか、持っているスキルを活かして転職する、といったところでしょう。生活できるレベルの給料で時間の融通がきく仕事につく、と考えれば、仕事の幅は広がります。
これらの一連の質問をまとめたものが、NLPカウンセリングメソッドです。
目標を設定したものの、いまひとつやる気が起きないという時があります。
そんな時、目標があなたの価値観・信念に合致していない場合があります。
顕在意識では、これが欲しい・これを達成したいと思っているにもかかわらず、潜在意識ではそれが欲しくない・それを達成したくないと思っているのです。
例えば・・・
・お金持ちになるという目標 ←→ お金稼ぎは汚いという信念
・同期の誰よりも速く昇進するという目標 ←→ 仲間とは協力し合うべきという信念
・やせたいという目標 ←→ 家族や仲間との食事は人生で重要な時間という信念
目標と信念・価値観が合致していないと、車のアクセルとブレーキを両方同時に踏んでいる状態になります。
一方では、スピードを出そうとしているのに、もう一方の足は加速を止めようとしていることになります。
車であれば壊れますし、人間も精神状態や健康状態が悪くなるのです。
これを解決するには、2つのアプローチがあります。
・信念・価値観を、目標に合うように変える
・信念・価値観に合うように、目標を変える
この項では、後者のための方法を紹介します。 目標を変えるために、自分の信念・価値観を探る必要があります。ここでは、ニューロ・ロジカル・レベルの統一というワークを使います。
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