クリスマスにちなんで・・・おばあちゃんが新聞
今週末は、“クリスマス☆彡”ですね。
皆さんそれぞれが、愛ある過ごし方をされていると思います。
そんな日だからこそ、さらに愛を感じていただけるようなお話をご紹介します。
NLPは、卓越した結果を残す人たちの脳の使い方をモデリングしたものです。
そのモデルであった心理療法家ミルトン・エリクソンの逸話のひとつです。
老年に差し掛かった女性が息子に連れられてエリクソンの元を訪れました。
夫と共に社交的に暮らしていた女性は、夫が亡くなってからというもの、家に
引きこもるようになっていました。息子がその様子を見て心配し、エリクソン
の元へ彼女を連れてきたのです。
エリクソンは、彼女の話を注意深く聞き、彼女が敬虔なクリスチャンである事、
セントポーリアを沢山育てている事を知り、次のように指示をしました。
「この町で人々は、教会で沢山の行事を行ないます。
洗礼があります。結婚式があります。葬式があります。
そのような行事の時に、セントポーリアの鉢植えを持って行き、彼らに渡し
てほしいのです。
あなたは夫を失い、何もすることもないのだから、それをするのは大したこ
とではないでしょう?」
女性はエリクソンに言われ、仕方なくセントポーリアを教会の行事に持ってい
くようにしました。
そうしているうちに、女性は人々とまた交流をするようになりました。友人と
食事をするようになり、外出も再開して、以前の元気な姿を取り戻したのでし
た。
そうして彼女は数年間過ごしました。その後、彼女が亡くなった時、地元新聞
は大きな見出しで彼女を取り上げました。なぜでしょう?
生前、女性はエリクソンの指示に従い、教会で行事を行ったひとりひとりに
セントポーリアを渡しました。
家に持って帰られたその花は、人々に様々な思いをもたらしました。
ある人は、つぼみが花開いていく様子を、子どもの成長と重ね合わせました。
ある人は、色鮮やかな花を見て、華やかな結婚式を思い出しました。
ある人は、花に水をあげるたびに、大切な人との日々を蘇らせました。
他にすることがないからと始めた贈りもの。そのことで、彼女は生きる意味を
もう一度見つけました。
その贈り物は彼女に生きる意味を再発見させただけではありませんでした。
そのことで、彼女は、誰にも忘れられない存在になったのです。
地元で名が知れ渡り、誰もに慕われていた彼女が亡くなった時、地元の新聞は
「セントポーリアの女王を追悼する」
という見出しで、大きな記事を掲載したのです。
クリスマスに贈るプレゼントのひとつひとつに喜んでもらいたいという気持ち
が、「メリークリスマス」の言葉ひとつひとつに一緒に祝いたいという気持ち
が込められていると思います。あなたのその小さな気持ちも相手の中に深く響
き、いつまでも残ることがあります。
私も昨晩、子どもたちとクリスマスを祝いました。チキンやエビフライを食べ、
フルーツポンチを飲み、プレゼントを贈り、とても楽しい宴でした。私はクリ
スチャンではありませんが、「生きるのは楽しい」というメッセージを伝える
ひとつの手段としてクリスマスを祝います。子どもたちが大きくなった時に、
この日の出来事をどのくらい覚えているかは分かりません。しかし、クリスマ
スを楽しく待ち望むようにはなっているのではないかと思います。
セントポーリアの花言葉は「小さな愛」でした。






