錯視という現象があります。
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上の文字列は斜めに書かれているわけではありません。しかし斜めに見えてしまいます。
これは人が認知プロセスにおいて、外部情報をそのまま取れ入れているのではなく、
情報の編集を行っていることを意味しています。
しかし、認知プロセスにおいて人間が行っている編集処理はこれだけではありません。
「年上の男性と話をすると緊張する」
「人前に出るとドキドキする」
見たり聞いたりした情報を得たとたんに自動的に意味がつけられ、身体感覚が発生しています。
これをNLPではアンカリングといいます。
錯視は分かっていてもそう見えてしまいます。
しかし、アンカリングはその存在に気がつき、改善したいと思えば改善することができます。
それだけでなく、
「人前に出たらやる気も出る」
のような役に立つアンカリングをつくることもできます。
なぜなら、アンカリングは学習の賜物だからです。
私たちは生まれた時から、特定の出来事や人物に特定の身体感覚を持っているのではありません。
人前で恥をかいた経験から人前に立つとドキドキするようになったり、体験からアンカリングは
つくられます。
だから、意識的に改善することもできるし、役に立つアンカリングをつくることもできるのです。
自分の反応に意識的になれば、改善したいものが見えてくるかもしれません。
これを読んでいる人の中に、朝、なかなかベッドから出られない人がいるかもしれません。
「あー、今日もギリギリになっちゃった! 駅まで走らなきゃ!」
体重を減らしたいのに間食を止められない人がいるかもしれません。
「また体重が増えている・・・おかしを食べたからだ・・・」
そんな時に自分を責めていることがありませんか?
「なんで起きられないのかな~(食べるのを止められないのかな~)、自分はダメだな・・・」
自分が望まない行動や習慣が起きると、それは【悪い】意図があると考えがちです。
自分の中に悪い部分、ダメな部分がいて、望まない行動や習慣を起こしていると。
しかし、その行動や習慣を通して、得ているものがあるはずです。
朝、温かいベッドにいることで、心地よさや安全を感じているかもしれません。
間食をすることで、癒しや安心感を得ているかもしれません。
少しの間、その行動や習慣を通して自分が何を得ているか考えてみてください。
コツは、出てきた答えに対して更に問いかけることです。
例えば、
タバコを吸う
↓ 得ているものは?
ホッとする感じ
↓ 得ているものは?
安らぎ
↓ 得ているものは?
安心
その肯定的意図を知るだけで、違った行動を取れる余地が広がります。
自分が本当は何を欲しているかを知れば、他の手段で満たすこともできます。
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ポイントは、
★★★ 「肯定的意図を知る」 ★★★
です。
自分の肯定的意図を知ることで、行動の幅が広がるかもしれません。
習慣を変えるNLPスキルはこちらをご覧下さい
ヴィジュアル・スカッシュ(葛藤の統合)
あなたの中には、経験からたくさんのことを学んだパートがいます。
NLPでは、ある信念・価値観を持つあなたの一部分をパートと呼びます。
普段は意識に上りませんが、あなたの思考・言葉・行動をリードしています。
例えば、こんなパートがいます。
・朝、グズグズと布団の中に留まろうとするパート
・初対面の人に話すことを躊躇するパート
・アレルギー性鼻炎を起こすパート
上記は、ネガティブな行動・症状を引き起こすパートですが、それはあなたを困らせようという意図があるわけではありません。行動・症状の背後には、肯定的意図があります。
例えば、
(行動・症状)朝、グズグズと布団の中に留まろうとするパート
↓
(肯定的意図の例)必要な休息を取ること
↓
(更なる肯定的意図)体を守る
(行動・症状)初対面の人に話すことを躊躇するパート
↓
(肯定的意図の例)話しかけて気まずくなることを避けること
↓
(更なる肯定的意図)安心
(行動・症状)アレルギー性鼻炎を起こすパート
↓
(肯定的意図の例)鼻炎を理由に、やりたくない仕事を避けること
↓
(更なる肯定的意図)安全
NLPには、行動・症状からその肯定的意図を探るワークがあります。
あなたは、そのパートがネガティブな行動・症状を起こす元凶と見るかもしれません。
しかし、休息・安全・安心といった肯定的意図を知ったときに、自分自身が自分のために頑張っていたことに気づくでしょう。
自分の意識の外で、いかに自分自身があなたのことを考えてそれらの行動を作り出していたのか、その症状を作り出していたのか。
それに気がついた時に、自分自身に心から感謝し、自分のことが好きになれるかもしれません。
6ステップ・リフレーミングでは、その肯定的意図を十分に認めたうえで、問題となっている行動・症状に替わる新しい行動を見つけていきます。
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