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NLPの使い方:共感はしなくてもいいけれど・・・良好な人間関係のコツ

今日は先週ある会社さんで研修のテーマとした、ラポール(信頼関係をつくる

技術)についてお伝えします。



話をしっかりと聞くとはよく言われることですが、実は良好な人間関係を築く

コツは、話をしっかりと聞くことではありません。



「話をしっかり聞きなさい」の目的は何でしょう? 自分が話を理解すること

ですよね。


相手が話をする目的は何でしょう? 自分の話を理解してほしいということ

です。


話を聞くことで、話の理解という目的は満たせても、相手の目的は満たせま

せん。


相手が自分の話を理解してくれたと思うには、自分が話を理解するだけでなく

、自分が理解した事を相手に伝える必要があるのです。



同じ事のように思えるかもしれませんが、結構違います。


図にすると、話を理解する時のメッセージの向きは


自分 ←←← 相手


です。


相手に理解したと分かってもらう時は


自分 →→→ 相手


です。



自分が分かったいう事を相手に伝えるためには、能動的に相手にコミュニケー

ションをとる必要があります。黙って真面目な顔で聞いているだけでは伝わり

ません。積極的に分かったという反応を示す必要があります。これをNLPでは

ラポールと言います。



共感ともちょっと違います。共感は自分が相手の気持ちに同調するということ

です。


図にすると、


自分 ←←← 相手

です。


共感したよと伝えるのは


自分 →→→ 相手


です。



極端に言うと、話を理解していなくても、相手に共感していなくても、ラポー

ルが取れれば相手の目的「分かってほしい」は満たされます。


ちょっとひどい事を言っているように聞こえるかもしれませんが、カウンセラ

ーやコーチのように、コミュニケーションを職業としている人はこれができな

くては仕事の幅を狭めることになるでしょう。



カウンセラーやコーチは、自分と全く違う考えを持つクライアントにも質の高

いサービスを提供したければ、共感せずとも相手とラポールをとる必要がある

のです。



日常生活でも似たようなものでしょう。考えの違う上司や共感できないクレー

ムを言ってくる顧客はどこにでもいます。そのような人達とも適切な人間関係

を築いて、仕事を進める必要はあります。


言うは易く行うは難しのように思えるかもしれませんが、こういうことを実践

的に学べるのがNLPの良さだと思います。




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